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長続きを目指す感想だとかの書き込み日記です。20080219に作成。
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Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by セージ - 2008.02.20,Wed
『ブログ』を『プログ』だと思い込んでいた。
そんな時期が私にもありました。
割と長い期間。
というかお気に入りブックマークのフォルダ名が未だに『プログ』でした。
日常の軽い雑記や、本やゲームの感想など、
基本的に節操なく好きなことを書き綴るだけのブログです。

CGIをお借りして設置してみたり、こういったスペースを借りてみたりと、
Web上で日記を始めてみたのは数度目ではあるものの、
私は日記がどうにも続かない性質です。
原因を考えつつ「日記が続かない」で検索してみたところ、
1660件のページが一致。
続かないなと思いつつ仕切り直す人もやっぱり沢山いらっしゃるようでした。


話を伝える側も聞く側も、物の解釈にはそれぞれ違う定規を自分の中に持っていて、
例えば、「甘い、美味しい」と話しながら物を食べていたとしても、
「でもチョコレートの方が好きかな」とか「昨日のアイスクリームよりも甘い」とか、
比較する基準には全然違うものを引っ張ってきていたりして。
友達相手でさえそれなのだから、
自分の覚えた感覚を単純な外に向けて伝えるのは中々難しい。
人付き合いにしろ作品作りにしろ、
相手の世界と自分の世界を完全に同じにする必要はないのだけど、
物語については自分の中にある「甘さ」の色を、
読み手が別世界を覗く色眼鏡に出来るくらいには
注ぎ込んでおかないといけない、ように思う。

消費者を楽しませるのがエンターテイメントの前提ではある一方で、
一つの主張で自分も含めた消費者を騙し切らないといけなくて、
それを楽にこなせてしまう人(自分の考え方を丸裸にするのに抵抗のない人)も、
苦に思いながら少しずつ積み上げていく人も、おそらくは居る。
ただ、どちらにせよ孤独な作業だとはとても感じる。

そんな風に考えるようになり始めてから、
作者さんのあとがきを読むのが昔よりもずっと好きになりました。
もっとも読まれる側にしてみれば、
そんな苦闘や努力は一番騙したい隠したい場所の気もするのだけど。

そんなわけで、自分なりに眼鏡と言葉を磨きたいなと思ったのが始まりです。
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