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長続きを目指す感想だとかの書き込み日記です。20080219に作成。
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Posted by - 2024.11.21,Thu
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Posted by セージ - 2010.01.16,Sat
ツイッターが気軽で、こっちはついついサボりがちになっちゃうなあ。
本メモくらいにはしたいところ。
取り合えず付箋くらいの意味で足跡ぺたり。
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Posted by セージ - 2009.12.27,Sun
アフタヌーン本誌での三橋君のあまりの成長っぷりに感動して、
久し振りに「おおきく振りかぶって」を全巻読み直し、
その勢いで「ヤサシイワタシ」「家族のそれから」も読破。
気が付いたら朝方になってて、時間の飛びっぷりにビックリしてしまった。
漫画を読んで夜明かしとかひっさしぶりだなー!

ひぐちアサさんの漫画は、基本的に群像劇だし、
分かり易く見せてくれる部分と語りきらない部分とがある方なので、
年齢を重ねてから読み直すと採掘できるものがごっそりあって面白い。
濃度の濃い漫画の証拠だなあ、こういうの。

同じ濃さのある漫画でも、日本橋さんのG戦場や極東なんかは、
読む度に同じ感情とエネルギーとが沸き立ってくるので、
私にとってはモチベーションを引っ張り起こす起爆剤みたいな位置づけなんだけど、
ひぐちさんの場合は本当に噛む度に味の違うスルメ漫画で。
G戦場にあった「本当に良い漫画は心が健康じゃないと書けない」って台詞と、
「おおきく振りかぶって」は、私の中で物凄く繋がるような印象がある。
楽しいよ!ってエネルギーがバシバシ伝わってくる漫画だし、
作者さんの肩入れや精神的な偏りが一切感じられないあの徹底した雰囲気は、
全キャラクターの保護者の視点、それこそ監督の視点みたいで、
漫画を書くことに癒される必要性のない人の余裕と安定感が一番感じられる。
なにより、「ヤサシイワタシ」や「家族のそれから」と見比べると、
自己主張のない話作りは元々の作風じゃなくて、
意図して作られてる空気なんだろうなってことも良く分かるし。
もしかしたら前作にあの二冊があるからこそ書ける漫画でもあるのかもなあ。

その前作の「ヤサシイワタシ」の方は、
本当に語りたいことを受け取れてるのか自信が持てなくもあるのだけど、
あれは書いてる間は相当苦しかっただろうなあと読む度に感じる。
主人公の台詞に物凄く同調出来てしまう分、実は評価に難しい漫画でもあって。
ただ、ああいう書き方でキャラを真っ向から殺して、それを話の主題に置くのは、
裸になることや擬似的な遺書を偽造するような感覚に近いんじゃないだろうか。
徹底的に好かれようとしてない漫画な分、余計に色々な感想が見越せただろうし。
ああいう漫画を世に出せて、その後に「おおふり」みたいな作品を書けてることは、
両揃えで本当に凄いことだと思う。

人に勧めたいと言うよりも、全部好きなんですよってって人とは仲良くなりたい。
なれるような気がする。
Posted by セージ - 2009.11.25,Wed
感想言いたい、でもR18だから言えない!
そんな悶々とした葛藤が溜まってしまったのでこっちに書くことに。

呪いに縛られた女の子たち+1人(主人公)の物語。
主人公が呪い避けに女装しているので、周囲全員が女の子でも違和感ない、
ハーレム感も全く無いという斬新な設定。主要キャラ全員女の子でもまるで自然だった。

最終ルートでガン泣きした瞬間、やられたー!!と思ってしまった。
想像を裏切り過ぎない程度に裏切る流れが一番面白いんだなあと納得もしたし、
解呪シーンをあんな風に盛り上げられるとやっぱり涙出るな。
ひぐらしの積み立てを打ち壊せた時の爽快感と、終わりの寂しさに似てる。
明確に何が悲しいのか分からない状態で泣かされるのは結構久し振りの経験だった。
とあるキャラクターに感情移入してしまってた部分はありそうなので、
あの子の振る舞いに涙半分、演出に引っ張られた涙半分、だったような気もする。

全体を見ると、序盤のルートは呪いに対して迂遠過ぎたんじゃなかろうか、と思う反面、
少しずつプレイヤーに知識を与えていくっていう意味では間違ってなかったのかな、と
感じる部分もあるのでちょっと悩むところ。悪いと言えないしよいとも言えない。
ただ、ちょっと雑な構成に感じたルートがあって……多分これは書き手さんが違うんだろうなあ。
自分的にどうしてもその展開が肌に合わなくて、キャラが可愛いだけに残念に感じた。
同じキャラ・プロットでもやっぱり書き手さん依存になるところが多いんだなと実感。
この辺は戒めておきたいなあ。
Posted by セージ - 2009.11.11,Wed

本なので一応こちらのカテゴリに。
文庫ではなくて普通のハードカバー本でした。

科学畑の人は人間関係に不器用そうだという思い込みがあっただけに、
全章通した『物を作ることは人の心を育てることだ』という熱い持論展開にまず驚かされた。
特に教育現場に憂いを持たれている方でもあるようで、
そこの考え方自体には納得もいく立場(教育者)の方ではあるのだけど、
物を見る視点から感じる柔らかさ、ナチュラル感にちょっとびっくりした、と言うべきか。
勝手にイメージしていた斜めっぽさがさっぱりなくて、
それこそ精神科医の人が書いている本にも感じる読み触りだった。
科学者というよりも技術者、むしろ職人さん的な印象かな。
専門の工学だけではなく、心理学や禅、仏教の精神も引っ張ってきている内容で、
科学者さんに対する固定観念もするっと吹き飛ばされたし。
ロボット製作って言うのは、ようするに人の構造を機械に真似させる発想なのだし、
ロボットに興味がある人が人間には興味を持たない、っていうイメージは
よくよく考えればちょっと軸が外れた想像だったのだよなあ。

とは言っても、本の内容自体は人間と機械を比較したり、
人の構造を説くために機械作りを説明していく、というようなものではなくて、
自分の手で何かを作ることでどれだけの発見があり、人の心が成長するかを説こうとしてる。
ロボット作りのワクワク感、ゼロから設計して壁にぶつかったり工夫を繰り返すことの大事さ、
そういうものを子どもの時代から持つことがどれだけ大切か、
それをしっかりと確信を持って本に仕立て上げられているような感じでした。
あとは、物は出来上がっていて当たり前、の現代風潮をやや批判した内容でもあったかな。
自分の手と頭でまずは考えなさい、考えさせなさい、って感じの教え方。


個人的には、その狙いより、色々な思い込みを取り払うという意味で勉強になった。
日常的にあまり触れることのない職業に就いている人の中にある、
自分の職業への思い入れや、人を見る思想のありかたを分かりやすく知れたこと。
心理学について少し解説してあった章とが一番楽しかったかな。
人の心理については1300年以上前の段階で既にある程度が解体されている、とか、
その辺りが一番読みにくくて興味深かった内容だったので、
そちらについてはいつかもうちょっと別の本を読んでみたい。
あと、子供のロボット作りについての実践レポートが取り上げてあった項も、
懐かしくて参考にもなった! 子供のパワー凄いなー、侮れないなー。
ここで挙げられていた通りの思想を日常に実践することはなかなか難しいけど、
また時間を置いてもう一度読み返してみたい本ではあるなあ。

怒りはどうやって形にしたり表現すればいいのか、
その置き所に対する悩みをどうにも長いこと抱えていたのだけど、
怒りや不快感を一種類の感情ではなく、色々な種類に分類する考え方がある、
ということを知れたのも、とても開眼するような思いだった。(煩悩と髄煩悩のくだり)
怒らない、ということと、怒りをコントロールすることは似て異なるものなんだなあ。
感情は抑えるのではなくて、こし器でこすのが、誰の胸にも優しいやり方なのかも。
 

Posted by セージ - 2009.10.17,Sat
発覚したルーツ。 

最近2度目の明晰夢を見ようと夢日記をメモ程度につけたりしているのですが、
その所為か、なんとなく好きなキャラクターが夢に出てくることが多くなってきました。
そして気付いたこと。

能力的には優秀だけど不器用、または性格に難のある子(主に人間関係)
         ×
強気、あるいはマイペースな一芸に秀でた子

というカップリングにとことん弱いようです。もはや刷り込みのレベル。
荒川ものだめも図書館戦争も海の底もBASARAも、気付けば全部そうだった!
ストイック路線も大好きなのですが、どちらかというと規律正しさよりは、
周りに合わせられない不器用さと、細かいことによく気のつく目の方に
(不器用さと言う意味で)萌えているのかもしれないなあ、と思い至った昨今。

幼馴染キャラも好きなのですが、
あれも主人公周りのことに良く気がつく細やかさや長年積み立てた好意がある癖に
ずっと関係を進展させていないという不憫さに萌えているような気がしてきた。
出来るのに報われていない不遇さ、不器用さがキュンと来るのかもしれない。
ちなみに女の子キャラ単体ではだいたいギャップ萌えです。ストライクゾーン広し。
クールタイプよりは面倒見が良いタイプとか、
一筋縄ではいかない感じの笑顔がキュートな子が好みか……な……。
あ、でも結構節操がないような気もする。女の子の好みは随分と甘いな。


気付けば一ヶ月間が経ってたことにまたびっくり。
ツイッターの便利さにしばらくブログ停止状態になってました。
危ない危ない。たまにはこちらにも立ち上げて文字に触れよう。
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